※2013年9月にケイワン(株)は廃業しています。

種無し甘柿「耳納(みのう)柿」を地域ブランドに

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久留米リサーチ・パーク(KRP)で研究を進めているバイオベンチャ―「ケイワン(株)」が開発した種なしの技術を活用し、柿の量産化試験栽培に成功した。来年度からは生産者に呼びかけることとし、できればこの種なしの甘柿を「耳納柿」(仮称)として地域ブランド化を考えている。筑後地域の柿の生産量は、13,665トンで最近では消費量が伸び悩み状況であり、ブランド化が進めば新たな消費の拡大が期待されている。
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1 種なし甘柿を地域ブランドにする協議会
  (株)久留米リサーチ・パーク、 久留米市、 JAくるめ、JAにじ、ケイワン(株) 
2 量産化試験栽培
  JAくるめ 2か所.  JAにじ 青年部 5か所  
3 試験栽培した柿の種類と成果
  太秋、松本早生、富有の3種で実施した。どれも栽培に成功し、すべて種ありより
  甘味が増していた。太秋は、大玉の(約700グラム)種なし柿ができた。
4 ブランド名
  耳納連山の麓で試験栽培したことから、この地域で取れる種なしの甘柿を当面
 「耳納柿」として売りだすこととし、一部デパート等で販売を開始している。

富有の種なし
   松本早生富有の種なし柿
太秋の種なし
   太秋の種なし柿(大玉)

種なしの生産技術
 通常種なしは、三倍体の技術、ホルモン処理、枝変わりの育苗などがある。ケイワンの技術は、軟X線照射花粉(不活化花粉)の授粉による方法で、種が微小になるだけで通常のものと比べて植物としての変化が少なく食べやすくなるのが特徴である。

ケイワン(株)  
  種なしスイカ、種なし文旦など花粉を利用した種なし果実の研究や種なし果実生産
  用花粉(SWTパウダー)の製造、販売を行っている。 
  久留米市百年公園1-1(リサーチ・パーク内)   代表取締役 中島 国男  TEL0942-39-4181
  販売:福岡岩田屋地下1階南国フルーツ等