No.307

差出人: "福岡県バイオ産業拠点推進会議" <fbv@krp.ktarn.or.jp>
宛先: "BIOメルマガ確認メール" <bio@ml.krp.ktarn.or.jp>
件名: バイオ推進会議からのお知らせ:No,307
日時: 2011年11月17日 9:45

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   福岡県バイオ産業拠点推進会議からの御案内 No,307
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    事務局)㈱久留米リサーチ・パーク バイオ事業部
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         第17回OPACK交流会のご案内
    テーマ「スフィンゴ脂質と高度不飽和脂肪酸の代謝と機能」
    - 機能性食品、医薬品、バイオエネルギー開発のヒント -
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 九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)では、社会貢献や産業化を目指
す、興味深い九州大学の研究テーマを地域企業の皆様に紹介する「OPACK交
流会」を開催しています。
 第17回開催のテーマは「スフィンゴ脂質と高度不飽和脂肪酸の代謝と機能」
- 機能性食品、医薬品、バイオエネルギー開発のヒント -です。
 脂質は生体内のエネルギー源として必須であるばかりでなく、様々な生命活動
の鍵分子であることが最近の研究で明らかになって来ました。今回の交流会で
は、生命機能科学(糖鎖と脂質の生命科学)、海洋生命科学を専門分野に研究
開発に取り組まれ、産学連携等にも積極的に携われている九州大学の伊東 信
教授をお招きし、スフィンゴ脂質と高度不飽和脂肪酸という2つの機能性脂質に
ついて、基礎と応用の観点から話題をご紹介いただきます。また、海洋性微生
物の作る脂肪酸のバイオエネルギーとしての利用についてもお話いただきます。
 是非、ご参加ください。

≪講演要旨≫
 ギリシャ神話のスフィンクスの謎掛けに因んで名付けられたといわれているス
フィンゴ脂質は、真核生物の形質膜に広く存在しています。スフィンゴ脂質は、
形質膜でラフトと呼ばれる脂質マイクロドメインを形成し細胞内外のシグナル伝
達の中継点として機能し、その代謝産物はセカンドメッセンジャーとして働いてい
ることも分かって来ました。一方、糖鎖を持つスフィンゴ脂質は病原性微生物や
それらの毒素の受容体にもなっています。さらに、皮膚に存在するスフィンゴ脂
質のバリヤー機能や保湿機能に注目が集まっています。これらの基礎的知見を
土台に、スフィンゴ脂質は医薬品、化粧品、機能性食品、機能性素材の開発と
いう観点からも注目を集めています。
 魚を多く食べるヒトは余り食べないヒトに比べて、心筋梗塞になるリスクが6割
前後低くなることが4万人を対象とした厚生労働省研究班の調査で明らかになり
ました。魚に含まれる有効成分は、EPA, DHA等のn-3高度不飽和脂肪酸と考え
られています。現在、EPAは心臓病の予防・治療薬として、DHAは血清改善作用
を有する健康食品として我が国だけで約500億円程度の市場を形成しています。
しかし、海産魚はEPAやDHAを生合成できず、その一次生産者は長い間謎でし
た。私たちは海に住むラビリンチュラという真核性単細胞生物に着目して研究を
進めています。この微生物の脂肪酸合成経路を解明し、それをデザインすること
で戦略的に様々な高度不飽和脂肪酸を自在に生産する方法を開発しました。
また、ラビリンチュラの生産する飽和脂肪酸はバイオディーゼルやジェット燃料等
の原料としても有望と考えられます。

HP: http://www.opack.jp/event/?type=eventdetail&id=128

               記

1 主 催   (財)九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)
2 日 時   平成23年12月13日(火)  (受付開始13:30~)
3 場 所   OPACKセミナー室
           福岡市西区大字徳永105-1MJR九大学研都市駅前
4 次 第   14:00~14:05  主催者挨拶
        14:05~15:05  講演「スフィンゴ脂質と高度不飽和脂肪酸の代謝と機能」
                   - 機能性食品、医薬品、バイオエネルギー開発のヒント -
           九州大学 大学院農学研究院 生命機能科学部門
                     教授  伊東 信  氏
        15:05~15:15   質疑応答
        15:15~15:30 事業紹介「九州大学学術研究都市づくりの取り組み」
        15:30~16:30  交流会(講師と参加者、参加者同士の交流)
                   ※コーヒー・茶菓付

5 定員    20名様  *定員になり次第締めきらせていただきます。
6 参加費   無料
7 申込期限 平成23年12月8日
8 申込方法  参加者(職名、ご氏名)、ご連絡先(貴社名、ご住所、ご担当者名、

          電話番号、FAX番号、メールアドレス)
          をメール本文に記入のうえ、下記メールアドレスに送信いただくか、
          同内容を申込用紙または紙面にご記入のうえ、下記FAXに送信
          ください。
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  (申込先)
    (財)九州大学学術研究都市推進機構 担当 狩野
    TEL (092)805-3677 FAX (092)805-3678
    E-mail kano.h@opack.jp

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■配信停止や推進会議に対するお問い合せは
fbv@krp.ktarn.or.jpまで
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